60代タイ旅行では、アユタヤにも行きました。
アユタヤは、バンコクから車で約1時間半の距離にある、
かつてのタイ王朝の都です。
1991年にはユネスコ世界遺産にも登録され、
歴史と神秘が息づく人気の観光地となっています。
日帰りでも訪れやすく、
タイの悠久の歴史に触れる旅がしたい人にぴったりの場所です!
実際に行った場所と感想、60代が気を付けたいことなど
詳しくご紹介しますので、
これからタイのアユタヤに行きたい!という方の参考になれば嬉しいです。
タイ・アユタヤへは電車より車で行った方が絶対にいい!
バンコクのアテネホテルから、タイ在住の親戚の車で行きました。
アユタヤは、バンコクのフアランポーン駅やバンスー駅から
国鉄でアユタヤまで行けて、
所要時間も1.5〜2時間ほどと電車で行っても距離的には近いですが
・本数が少ない&遅れることが多い
ローカル列車は特に時間通りに来ないことが多い。
・駅から遺跡エリアまでが遠い
アユタヤ駅から観光エリアまでは徒歩だと厳しく、
トゥクトゥクやフェリー移動が必要。
・乗り換えやチケット購入がちょっと面倒
タイ語表記も多く、初めてだと戸惑う人も。
これに比べて
めちゃくちゃ暑い
ので、60代がアユタヤへ行くには絶対に車がいいです!!
ツアー参加や車・バンでの移動(チャーターやGrabなど)を
利用してください。
Grabだと日本語が話せない人も多く、
寺院を一緒に巡ってもらうのが難しく、
毎回Grabで車を呼ぶ必要があり時間のロスなので、
貸し切りチャーターがオススメです。
KKdayではこのように1日貸し切りチャーターでアユタヤへ行けるプランもありますよ!
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アユタヤ「日本人村」へ。タイと日本の歴史の深さを知る
まずは、アユタヤにある「日本人村」へ行きました。
アユタヤの「日本人村(Ban Yipun/ムーバン・イープン)」は、
17~18世紀に繁栄した日本人商人や浪人(傭兵)が暮らした
歴史的な日本人居留地の跡地です。
最盛期には約1,000~1,500人の日本人が暮らし、
赤印船貿易を通じて交易・軍事面で大きな影響を持っていました。
江戸時代初期、山田長政をはじめとする傭兵や貿易商が活躍し、
彼はアユタヤ王から高い官位を授かりました。
しかし1630年に抗争で暗殺され、
その後、日本の鎖国政策も重なり村は衰退しました。
現在は石碑・資料館、山田長政像、鳥居や日本庭園などを配した
記念公園として整備されていて
タイ修交120周年を記念し、2007年には展示館がオープン。
多言語で当時の暮らしや文化を伝える映像展示や
VRによる再現体験も人気があります。
アユタヤ「日本人村」の入園料は?
入場料は大人50バーツ程度で、とても静かで観光客も少なかったです。
日本人村だけあって、いたるところに日本語が書かれていました。
アユタヤ「日本人村」ではアユタヤと日本の深い歴史を知れる!
綺麗で涼しい展示スペース!
動画も日本語で見ることができます!
海外でこんなに日本語を聞くのは不思議な感じがしました。
扇子の展示も!
刀や、
畳や抹茶、お団子、碁なども展示されていて
タイではなく日本にいるかのようでした。
外にも鳥居や
建物の壁にも日本語が書かれていたり、
京都の茶店のような赤い傘と椅子、
庭園も!
タイと日本には深い歴史があることを知ることができました。
アユタヤがビルマ(現ミャンマー)に攻め入られたときも
日本人が一緒に戦って、アユタヤを守ったそうです。
日本人は規律正しく礼儀正しく、
現地文化を尊重していたことも理由のひとつで
王室から、高い地位(官位)を授けられたそうです。
同じ日本人として誇らしい気持ちになりました。
今、タイが親日なのもこのような歴史があるからですね。
歴史を知るということは大切なことですし、
60代の今だからこそ、身に染みてそう思います。
アユタヤ「日本人村」の滞在時間は40分ほどでした。
タイの寺院巡りやショッピングなども楽しいですが、
歴史を知る旅もいいので、是非行ってみてください。
アユタヤ「日本人村」へのアクセス
アユタヤ「日本人村」へのアクセスを紹介します。
住所
Kamang, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000, Thailand
営業時間
毎日 8:00〜17:00頃まで(季節や現地事情により多少変動あり)
入場料
大人:50バーツ
子ども:20バーツ
電話番号
+66 35 259 867(現地観光案内所)
🚗 車での行き方ポイント
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幹線道路沿いにあるため、カーナビやGoogle Mapsで「Japanese Village Ayutthaya」または住所を入力するのが一番簡単です。
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目的地近くは Chedi-Wat Dusidaram Road / Highway 3477 付近で、チャオプラヤー川沿いルートを進むとわかりやすいです Atlas Obscura+12tourismthailand.org+12maleangpo.blogspot.com+12。
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駐車場あり(無料〜少額)
白く美しい寝釈迦仏が印象的「ワット・ヤイチャイモンコン」
日本人村に行った後は、アユタヤにある
「ワット・ヤイチャイモンコン(Wat Yai Chai Mongkhon)」というお寺へ。
境内に入ってまず目に飛び込んでくるのが、
びよーんと長くて真っ白な寝釈迦仏!
オレンジ色の袈裟がかけられ、目を閉じた優しいお顔に心が洗われます。
塗り直しをしたそうで、まぶしいほど白くて綺麗でした!
ワット・ヤイチャイモンコンでタイ式の参拝を体験!
このお寺「ワット・ヤイチャイモンコン」は、
アユタヤ王朝時代の初期に建立された由緒ある寺院で、
敷地も広く、巨大な仏塔や歴史を感じる遺構が残されています。
静かで落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと参拝することができました。
お線香を買って参拝しました!
日本と違い、木の色をした長いお線香です。
お線香とセットで、蓮のつぼみも買います。
タイの寺院ではとても一般的な参拝用のお花で、
線香やロウソクと一緒に仏像の前にお供えします。
蓮は仏教において「清らかさ・悟り・神聖」の象徴で
泥の中から美しく咲く蓮の姿は、
「煩悩の中から悟りを開く」ことを意味していて、
仏教と深い関わりがあります。
お線香をさして、
蓮のつぼみをお供えしました。
この旅で無事に過ごせて素敵な思い出になるようにお願いしました。
ワット・ヤイチャイモンコンのメインの仏塔へ!迫力あり
参拝した後は、
ワット・ヤイ・チャイ・モンコンのメインの仏塔へ。
本堂の中では、地元の方々が膝をついて静かに手を合わせていました。
その姿を見ていると、私も思わず背筋が伸びて、心がスッと落ち着きます。
旅行中の喧騒を忘れられるような、静かで尊い時間でした。
敷地内の中央にそびえる大きな仏塔(チェディ)へ。
この仏塔は高さ約72メートルもあり、
アユタヤの中でも屈指のスケールだそうです。
階段で登れるようになっています。
ここも以前は階段がぼこぼこだったそうですが、
補修されていたので上りやすかったです。
ですが、急なことは確かなので60代でバランスや足腰に自信がない方は
上らなくていいと思います。
ちなみに上ると景色がよく、
アユタヤらしさを一望できます。
全体的に赤いレンガのような色が多い景色です。
異国を感じられる景色なので
登れる方は是非♪
ワット・ヤイチャイモンコンのメインの仏塔には願掛けスポットも
仏塔の中に入ると、中央には柵で囲まれた
小さな井戸のような場所があり、
その底に向かってコインを投げ入れる
“願掛けスポット”があります。
見事にお椀の中心にコインが入ると「願いが叶う」といわれていて、
多くの人が真剣な表情でコインを投げ入れていました。
もちろん挑戦しましたよ!
面白かったです。
みんな真剣でした(笑)
60代ですが何とかミッションクリア!
手すりにさわりながら降りました!
ワット・ヤイチャイモンコンで写真撮るならここ!!
ワット・ヤイチャイモンコンのおすすめフォトスポットがこちら。
メインの階段の横にある階段に上ると
黄金の布をまとった仏像と一緒に写真が撮れます。
レンガ造りの建物もアユタヤらしさがあり迫力もあります。
ここでの写真撮影がオススメです!
ただ、手すりがないので60代は階段の上り下りが怖いかもしれません。
そこだけ注意してください。
以上が、アユタヤ「日本人村」と「ワット・ヤイチャイモンコン」の
ご紹介でした。
アユタヤの寺院巡りはまだ続きます・・・
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