
「親が元気なうちに、一緒にヨーロッパ旅行をしたい」
そう思いながらも、長時間フライトや石畳、
治安や食事のことが気になり、
なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
今回は、福島花織さんと64歳のお母さまの母娘2人旅で実際に訪れた
イタリア・ポジターノとヴェネチアを巡る5泊7日の旅について、
リアルな体験談をもとにご紹介します。
旅の基本データ|まずは全体像から
旅行日程
2024年11月29日〜12月4日(5泊7日)
訪問都市
- ポジターノ:2泊
- ヴェネチア:3泊
利用航空会社・ルート
- ルフトハンザ航空(ANAコードシェア)
- 行き:羽田 → ミュンヘン → ナポリ空港 → 船でポジターノ
- 帰り:ヴェネチア空港 → フランクフルト → 羽田
すべてエコノミークラスでしたが、
帰りはプレミアムエコノミーへ無償アップグレードされました。
フライト時間の目安
- 羽田〜ミュンヘン:約14時間55分
- ミュンヘン〜ナポリ:約1時間45分
- ヴェネチア〜フランクフルト:約1時間30分
- フランクフルト〜羽田:約12時間45分
予算感(1人あたり)
- 往復航空券:約25万円
- ポジターノ:1泊 約8万円弱
- ヴェネチア:1泊 約5万円
なぜイタリア?なぜヴェネチアとポジターノ?
当初はアメリカ(ダラス)旅行の予定もありましたが、
「ヴェネチアが将来水に沈む可能性がある」という話を聞き、
「今のうちに行っておきたい場所」としてイタリアを選びました。
フィレンツェやミラノはすでに訪問経験があったため、
今回は雰囲気を重視し、
- 水の都・ヴェネチア
- 海岸沿いでゆったり過ごせるポジターノ
という組み合わせにしました。
60代の親との旅は個人旅行?ツアー?
今回選んだのは個人旅行です。
- ホテル予約:Booking.com
- 航空券:Skyscanner
- オプショナルツアー:利用なし
スケジュールを自由に調整でき、
「疲れたら休む」「無理をしない」旅ができた点が、
60代の親との旅行にはとても良かったと感じました。
長時間フライトを快適にする工夫

64歳のお母さまも、
長時間フライトで大きく体調を崩すことはありませんでした。
実際に役立ったアイテムは以下です。
- ネックピロー
- 機内用フットハンモック(むくみ対策)
- 着圧ソックス
- できるだけ通路側の座席を予約
通路側の席はトイレに立ちやすく、精神的にも楽だったそうです。
▲フットハンモックはこちら
▲着圧ソックス
ホテル選びの絶対条件|60代親連れで重視したこと
ポジターノのホテル選び

宿泊したのはホテル・モンテマーレ(Hotel Montemare)です。
重視したポイントは、
- 港から近い立地
- 見晴らしが良いこと
- 朝食が充実している(追加料金なし)
- プール・ジャグジーがあること
移動距離を短くできたことで、体力的な負担がかなり軽減されました。

オーシャンビューで眺めがベランダからの最高でした。
遠くまで続く海と大きく広がる空。
サンセットも美しかったです。

プールやジャグジーでのんびりリラックスした時間も過ごせました。

美しい街並みと海を眺めたり、

夜も散策しやすい立地のホテルでした。
特別なことをしなくても歩くだけで
非日常を味わえてのんびりした気持ちになれました。
ホテル・モンテマーレの空室・料金を確認する(Expedia)
ヴェネチアのホテル選び

宿泊したのはホテル・ドナ・パレス(Hotel Dona Palace)です。

重視したポイントは、
- サンマルコ広場に近い
- 玄関前に水上バス乗り場がある
- 50㎡のジュニアスイート
- キングサイズベッド
- 朝食付き
「歩かなくても移動できる動線」が、
親連れ旅では大きな安心材料でした。

ソファに加えてテーブルもありました。

朝ご飯もパンが種類豊富で美味しかったです。
ホテル・モンテマーレの空室・料金ホテル・ドナ・パレスを確認する(Expedia)
食事は60代でも大丈夫?実際の感想

イタリア料理はすべて美味しく、
60代のお母さまも口に合わないと感じたものはなかったそうです。
- ヴェネチアはシーフード料理が多く、胃もたれしにくい
- アラカルトは量が多いため、シェアがおすすめ
- ピザ1枚(約2,000円)を2人で分けてちょうど良い量でリーズナブル
チップが不要で、飲食税もかからない点は、日本人にとって気楽でした。

ポジターノで食べたシーフード料理。
リゾート地なのでお値段は少し高めですが、美味しかったです。
海辺なので少し塩辛い味付けでしたが、
60代でもおいしく食べられました。

こちらが、実際に食べたピザです!
チーズたっぷり!耳もモチモチでおいしかったです。
イタリアのピザは最高に美味しいので
イタリアに行ったら是非食べてみてください。
翌日冷めても美味しかったです。

タパスも食べました。
日本とは比べ物にならないくらい多くて、
選ぶのに迷ってしまうほどでした。
どれもボリュームがあって
ハムも日本と比べると美味しかったです!

日本では味わえないレモンシャーベットが有名です。
8ユーロくらいでみんな食べていました。
本物のレモンの中にシャーベットが入っています。
ビタミンCも豊富なので散策疲れにもよかったですね。
オススメのお店

SNSで見つけた「da mano」というお店のイタリアンが美味しかったです!

ボリュームたっぷり。
イタリアの飲食店はどこもボリュームがありました。

現地のイタリア人から愛されるお店でした。

Venchiというチョコレートのお店でジェラートも食べました。
イタリアといえばジェラートなので外せないですね!
二人で一番感動した場所

ポジターノ|船から見た街並み
船で近づいたときのポジターノの街並みは、
「まるでジブリ映画の世界のよう」で、
本当に感動しました。

ここでしか味わえない景色です。
建物もカラフルでした。

ヴェネチア|水の都の非日常感
車も自転車もない、水の上に浮かぶ街。

ディズニーシーのようでありながら、
より神秘的な雰囲気がありました。

ゴンドラにも乗りました。
街並みがとっても綺麗で母娘で最高の気分でした。
この景色が温暖化によっていずれ見ることができなるかと思うと
悲しいです。
この美しい景色が、これからも長く残ってほしいと感じました。

他にもポジターノのサンタ マリア アッスンタ教会や

ヴェネツィアのサンマルコ寺院など歴史ある素敵な教会や寺院もあるので
是非訪れてみてください。
日本とはまた違う歴史を味わえると思います。
正直大変だった点|事前に知っておきたい注意点

注意しておきたいところが、
- 移動は基本的に船と徒歩
- 船は波があると揺れる可能性上がる(酔いやすい人は酔い止めがあるといい)
- 急いで移動することができない
ことです。
特にポジターノに向かう船が、スピード早く
外だと風が強くて寒かったです。
いい時間帯の水上バスがなかったので、
アウトレットへ行く際、徒歩で40分かかったのは今回の反省点です。
【移動の真実】車は一切通れません

今回の旅で驚いた(そして覚悟が必要な)のは、
「車という選択肢がほぼない」こと。
- ポジターノ: 坂と階段の街。
- ヴェネチア: 運河と橋の街。
移動の手段は、文字通り「水上タクシー(または船)か、自分の足」の二択。
日本での生活のように「疲れたからタクシー呼ぼう」が通用しません。
だからこそ、ホテル選びで「船着き場の目の前」にこだわったのは大正解でした。
これ、親連れ旅では「命綱」レベルで重要です(笑)。
石畳対策|旅ファッション~靴選びは最重要~

結論はスニーカー一択です。
- 革靴はNG
- ヒールは絶対にNG
- 現地の人もほぼスニーカー
▲履きやすいスニーカーがオススメです。
観光は詰め込みすぎず、
朝は7時から朝食、
夜は早めにホテルへ戻るスケジュールがちょうど良かったです。
冬のヨーロッパといえば極寒のイメージがありますが、
今回の旅(11/29〜12/4)では、日中の気温が15度前後と驚くほど穏やかでした。
- 母の服装: 厚手のコートではなく、軽めのジャケットや重ね着で十分。
- メリット: 体が冷えないので、60代の母も「外を歩くのが苦にならない」と喜んでいました。
もちろん年によりますが、日本の秋のような気候で観光できたのは、
体力的にも大きな助けになりました。
スリ対策で実際に行ったこと

ヨーロッパはスリが多いイメージなので旅行中も気を付けていました。
意識していた行動はこちら
- ショルダーバッグはコートの内側にする
- お土産袋は口を縛る
- 人が近づいてきたら距離を取る
ポジターノもヴェネツィアもローマと比べると治安がいいので
過度に怖がらず、油断しないことが大切です。
持って行って本当に役立ったもの
イタリア・ポジターノ&ヴェネツィア旅行に
持って行って役に立ったものがこちらです。
- 着圧ソックス
- 頭痛薬・胃薬・整腸剤
- モバイルバッテリー
- カリカリ梅やチョコレート、飴などのお菓子
硬水が気になる方は、日本のおやつがあると安心できます。
▲スマホ充電がなくなると地図検索ができなくなったり
海外では大きなリスクなのでモバイルバッテリーは必須アイテム。
安全性の高い日本製がオススメです。
旅先でのハプニング
旅先ではまさかのハプニングもありました!
- 予約していたハイヤーが来なかった
- Webチェックインを忘れ、空港で50ユーロ支払うことに
ハイヤーが来なかった件は、
ホテルのコンシェルジュがすぐ対応してくれたため、
大きなトラブルにはなりませんでした。
航空会社のWebチェックインは、
2時間前までに行わなくてはいけないそうで
カウンターチェックインとなり空港で50ユーロ支払いました。。
注意が必要ですね!
旅を終えて|60代お母さまの変化

60代母の感想として以下を上げていました。
- 「イタリアは治安が良かった」
- 「思ったより物価が高くなかった」
- 「人がとても親切だった」
「また春に行きたい」と思えるほど、
満足度の高い旅になって喜んでいました。
イタリアに旅行に行くか迷っている方へ|読者へのメッセージ

ハワイやニューヨーク、韓国が好きな方には、
ヴェネチアは少し合わないかもしれません。
一方で、
ロンドンやスペイン、京都のような歴史や風情のある街が好きな方には、
ヴェネチアとポジターノはとてもおすすめです。
距離があるからこそ、
親が元気なうちに行くことをおすすめします。
食べ物もおいしく、トイレも綺麗なので
環境のストレスも少ないと思います。
歴史ある街並みや美しい景色を眺めながら
ゆったりとした旅をしたい方は是非訪れてみてください。
福島花織さんのインスタグラムも是非チェックしてみてください。