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【2026年版】プレミアムエコノミーはどこが広い?航空会社・機材別に座席サイズを比較

ANAの飛行機と海

ビジネスクラスは快適そうだけれど、料金を考えるとなかなか手が出ない。

でも、10時間前後の長距離フライトをずっとエコノミークラスで過ごすのも少し心配・・・。

そんなときに選択肢になるのが、プレミアムエコノミーです。

私たちも長距離の海外旅行ではプレミアムエコノミーを利用することがあります。

実際に乗ってみると、少し座席が広くなるだけでも機内での過ごしやすさが違い、

旅先に到着したときの疲れ方にも違いを感じました。

ところが、

「プレミアムエコノミーなら、どこの航空会社でも広さはだいたい同じなの?」

と思って調べてみると、実はそうではありません。

航空会社によって違うのはもちろん、同じ航空会社・同じ機種でも、機材の仕様によって座席の広さが違うことがあります。

そこで今回は、各航空会社が公表している情報をもとに、プレミアムエコノミーのシートピッチを機材別に比較してみました。

※この記事について
座席サイズや機材仕様は、2026年10月時点で各航空会社が公表している情報をもとにしています。機材・座席仕様・運航路線は変更される場合があります。実際に予約する際は、航空会社公式サイトや予約画面で最新情報をご確認ください。

プレミアムエコノミーの「シートピッチ」とは?

飛行機のシートピッチ

飛行機の座席を比較するときによく登場するのが、シートピッチという数字です。

シートピッチとは、ある座席の基準点から前の座席の同じ基準点までの距離のこと。

そのため、シートピッチが大きいほど一般的には前後方向に余裕があります。

ただし、実際に感じる広さは次のような条件によっても変わります。

  • シートそのものの厚み
  • リクライニング方式
  • レッグレストやフットレスト
  • 前席が倒れてくる構造か
  • 最前列など座席の位置

「シートピッチが大きい=必ず一番快適」ではありませんが、座席を比較する重要な目安のひとつです。

プレミアムエコノミーの座席サイズを比較

代表的な機材について、各航空会社が公表している座席仕様を比較してみました。

航空会社 機材・仕様 シートピッチ 座席幅 主な特徴
JAL B787-9
JAL SKY PREMIUM
約107cm
42インチ
約49cm 2-3-2配列
Fixed Back
ANA B787-9
206席仕様
約101cm
40インチ
― 新仕様
従来型より約5cm拡大
ANA B787-9
246席・215席仕様
約97cm
38インチ
約49cm
19.3インチ
レッグレスト・
フットレスト
EVA Air B787-9
新仕様
約106cm
42インチ
― 2-3-2配列
28席
ニュージーランド航空 B787-9
V2
約104〜106cm
41〜42インチ
― 機材仕様により
ピッチが異なる
ニュージーランド航空 B787-9
V3・V4
約104cm
41インチ
― 新キャビン
Fixed back-shell
エミレーツ航空 A380 最大約102cm
40インチ
約49.5cm
19.5インチ
2-4-2配列
カーフ&フットレスト

※1インチ=2.54cmで換算。航空会社がcm表記を公表している場合は公式表記を優先しています。座席仕様は機材によって異なる場合があります。

こうして比較すると、同じ「プレミアムエコノミー」でも前後間隔には違いがあります。

特に興味深いのが、航空会社名だけでは実際の座席仕様を判断できないところです。

編集長ままリン
編集長ままリン
航空会社によってこんなにシートピッチに違いがあるとは!

JALのB787-9は約107cm!横7席の2-3-2配列

JAL飛行機

JALのB787-9「JAL SKY PREMIUM」は、シートピッチ約107cm、座席幅約49cm。

座席配列は2-3-2の横7席です。

さらにFixed Back構造を採用しているため、前の人がリクライニングしても背もたれ自体がこちら側へ倒れてこない設計になっています。

窓側が2席なので、夫婦や親子など2人旅にも利用しやすそうですね。

ちなみにJALの国際線エコノミークラス「JAL SKY WIDER」のシートピッチは約84cm。

単純に数字を比較すると、プレミアムエコノミーの約107cmとは約23cmの差があります。

23cmと聞くと、かなり違って感じませんか?

編集長ままリン
編集長ままリン
23cmは差があると思う!

ANAは「同じB787-9」でも約5cm違う!

ANAの飛行機離陸

今回調べていて特に興味深かったのがANAです。

ANAのB787-9には複数の座席仕様があります。

246席・215席仕様のプレミアムエコノミーは、シートピッチ38インチ(約97cm)、座席幅19.3インチ(約49cm)。

一方、206席仕様ではシートピッチが40インチ(約101cm)になっています。

つまり、

ANA
↓
B787-9
↓
プレミアムエコノミー

まで同じでも、機材仕様によって前後間隔が約5cm違うのです。

「ANAのプレエコだから全部同じ」と思っていたら、これは意外ですよね。

航空券を選ぶときには、航空会社だけでなく何席仕様の機材なのかまでチェックしてみる価値がありそうです。

EVA Airの新B787-9は42インチ

EVA AirがB787-9の一部機材に導入した新しいプレミアムエコノミーは、42インチ(約106cm)。

2-3-2配列で28席が設置されています。

さらに特徴的なのが、座面が前方・上方へ動くクレードル式のリクライニング。

後ろの乗客のスペースにも配慮しながら、8インチ相当のリクライニングを実現しています。

長距離フライトでは、単純な足元の広さだけでなく「前の人がリクライニングしたときにどうなるか」も気になるポイント。

こうしたシート構造の違いもチェックしたいところです。

ニュージーランド航空のB787-9は機材仕様によって異なる

ニュージーランド航空のB787-9も、機材仕様によってプレミアムエコノミーのシートピッチが異なります。

公式シートマップによると、B787-9 V2では41〜42インチ(約104〜106cm)、新しいキャビンを採用したV3・V4では41インチ(約104cm)となっています。

さらにV3・V4のプレミアムエコノミーには、背もたれを倒しても後ろの乗客のスペースに影響しにくいFixed back-shellタイプのシートが採用されています。

同じニュージーランド航空のB787-9でも、機材仕様によってシートピッチや座席の構造が異なるため、予約するときには機材の仕様やシートマップまで確認しておくと安心です。

日本からニュージーランドへ向かう長距離フライトでは、こうした座席の違いもチェックしておきたいポイントです。

エミレーツA380は最大40インチ

エミレーツ航空A380のプレミアムエコノミーは、シートピッチ最大40インチ(約102cm)、座席幅19.5インチ(約49.5cm)。

配列は2-4-2で、カーフレストとフットレストも装備されています。

ドバイ経由でヨーロッパなどへ向かう場合はフライト時間も長くなりやすいため、こうした設備も気になるところですね。

実際にアメリカン航空のプレミアムエコノミーに乗ってみました

アメリカン航空プレミアムエコノミー席

私たちは実際に、アメリカン航空のプレミアムエコノミーを利用してロサンゼルスへ行きました。

ビジネスクラスほど料金を上げずに、エコノミーよりゆったり移動したい。

そんなときにプレミアムエコノミーは使いやすい選択肢だと感じました。

長距離フライトでは機内で過ごす時間そのものが長いため、少し足元に余裕があるだけでも気分が違います。

座席や機内食、実際に長時間乗ってみた感想については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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「一番シートピッチが広い=一番快適」とは限らない

アメリカン航空プレミアムエコノミー席の広さについて

ここはとても重要です。

数字だけを見ると42インチのシートは魅力的ですが、実際の快適さはシートピッチだけでは決まりません。

  • 座席幅
  • シートの厚みやクッション
  • リクライニング方式
  • レッグレスト・フットレスト
  • 隣席との距離
  • 前席の構造
  • トイレへの移動のしやすさ

などによっても体感は変わります。

そして50代・60代以降の長距離旅行で、私たちが特に気になるのが、

「到着したあと、どれくらい元気に動けるか?」

ということ。

せっかく海外まで旅行するなら、飛行機を降りた時点でぐったりしてしまうより、到着後の旅行も楽しみたいですよね。

その意味でも、航空券の価格だけでなく移動中の快適さも旅行全体の一部として考えるようになりました。

プレミアムエコノミーを予約するときは「機材」まで確認しよう

アメリカン航空飛行機

今回比較して分かったのは、

「プレミアムエコノミー」という名前だけでは、実際の座席の広さは分からない

ということです。

同じ航空会社、さらに同じ機種でも、機材仕様によって座席が異なるケースがあります。

予約するときには、

航空会社 → 機種 → 座席仕様 → シートマップ

まで確認してみるのがおすすめです。

なお、予定されていた機材が運航上の都合などで変更されることもあります。

今後、実際に乗って比較していきます

羽田空港第2ターミナル

公式サイトの数字を比較すれば、座席のサイズは分かります。

でも実際に知りたいのは、

「10時間以上座って、本当にラクなの?」

というところではないでしょうか。

還暦からの素敵旅では今後、さまざまな航空会社のプレミアムエコノミーを実際に利用し、

  • 足元の広さ
  • 座り心地
  • リクライニング
  • レッグレスト・フットレスト
  • 睡眠の取りやすさ
  • 機内食
  • トイレへの移動
  • 到着後の疲れ方

などを、実体験をもとに紹介していきたいと思います。

スペック表だけでは分からない、「実際に乗ってみたらどうだった?」を少しずつ検証していきます。

50代・60代・70代からの長距離旅行で、航空会社や座席を選ぶときの参考になれば嬉しいです。

  • この記事を書いた人

編集長ままリン

還暦を機に旅に目覚め、 「大人のためのリアルな旅」を 発信し続けています。 現在、月間4万人以上が訪れる 旅メディアの編集長。 60代の視点で楽しむ 「リーズナブルで上質な旅」だけでなく、 自身の経験を活かした 「親孝行旅」のコツや体験談も大切に届けています。 読者の平均滞在時間が長く、 じっくりと読み込まれる 「熱量の高いメディア」なのが自慢です。

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